サステナビリティ

基本方針

私たち栄香料は、企業理念にもある通り「香料を通じて、人の心を華やげ、豊かにし、社会に貢献したい」と心から考えています。
そして、これが当社の存在意義であり、最大の責務であると認識しています。
その責務を全うするために、「安心・安全」、「環境」、「社会」という3つの方針を策定しています。
持続可能な社会の実現と事業の成長のために、重要な課題に取組み、社会や外部環境の変化に柔軟に対応できる企業として、より良い未来のために社会に貢献していきます。

IFRA-IOFIサステナビリティ憲章に署名

栄⾹料株式会社は、当社が加⼊しています「⽇本⾹料⼯業会」を通じて、 IFRA(国際香粧品香料協会)-IOFI(国際食品香料工業協会)サステナビリティ憲章に賛同し署名しています。 これからも企業として持続可能な社会の発展に貢献できるように取り組んでいきます。

安心・安全への取り組み

コンプライアンス重視と従業員教育

原料選定、研究開発、製造、製品提供において常にお客様の安全衛生の保証を最優先し、安全の確保、維持に努めています。
安全衛生に関する顧客との約束及び法令、条例、規制要求事項を遵守しています。
当社の内外において、安全衛生に関して密に連絡を取り合い、問題の解決に努めています。

全従業員に、関連する法規制の遵守、並びに安全を確実にするための方法について教育し、継続的に安全衛生に対する力量のスキルアップを図っています。
お客様に安心してご使用いただけるよう、香料の製品提供において重要な製造、調香、官能スキルを設定しその向上に努めています。

情報の提供と品質マネジメント体制

情報の提供

原料や製品の規制や安全性についての情報は常に最新のものが管理され、お客様からの問い合わせにも対応しています。
トレーサビリティー、連絡系統の確立により、迅速な状況報告、問題解決を可能にしています。

ISO9001の要求事項に則り安心・安全な製品を提供するために具体的の目標設定、実施、定期的な見直し、改善を行っています。

環境への取り組み

栄香料の狭山工場・研究所には、 環境に配慮したさまざまな工場設備が多く導入されています。

汚水処理システム(無放流処理装置)

環境への配慮として、工場から排出される汚水に着目しました。
工場から排出する汚水(生活廃水、工業廃水)には無放流処理装置を採用し、社外へ放流することなく、敷地内での処理を可能にしています。装置内で微生物のカを借りて排水を濾過処理しているので、環境を汚染する心配がありません。土壌の洗浄力をフルに引き出す自然汚水処理システムなので、大地や地下水、川など、自然を汚しません。

グリーンベルト


狭山工場・研究所の外周にグリーンベルト(緑化帯)を設けています。このグリーンベルトは、上記で記載した無放流処理装置とつながっており、処理された綺麗な水は植栽に吸い上げられ、蒸発散されます。水の毛管上昇により発生する土壌面蒸発と、植物の根による水の吸い上げで葉面からの蒸散を補助促進することができます。また、地下から豊富な養分が供給されるため植物栽培に適し、年々緑が豊かになっています。

ウェットスクラバー

ウェットスクラバー

狭山工場・研究所で取り扱う製品や原料は強い香りのものが多く、工場内での空気をそのまま排気してしまうと、近隣の方々にご迷惑おかけしてしまうだけでなく、環境にも負荷をかけてしまいます。排気にはウェットスクラバーという湿式集塵機を採用して排気管理をしています。この装置により、空気中の香り成分が水に溶解・吸収され、綺麗な空気となって排出されます。こうして綺麗になった空気を排出することで、環境への負荷を軽減させています。

電力のデマンド管理

モニターで30分ごとに電力使用量を記録し、目標値を設定することで省電力に取り組んでいます。また電力使用量をCO2に換算、CO2削減による環境保全への影響を意識することも節電活動に繋がっています。

分別廃棄と再利用

廃棄物を分別して廃棄することは小さい活動ではありますが積み重ねることで、環境保全に大きく貢献できると考えています。 また、廃棄物を別の形でもう一度使う「再利用」も並行しておこなっています。

社会への取り組み

従業員・職場環境

従業員

従業員の多様性・人格・個性を尊重し、労働安全衛生に関する法令や社内規則を遵守し、健康と安全に配慮した職場環境づくりに努めます。
業務を遂行するために、向上心のある人材を支援し、必要な能力の向上に努めます。

寄付活動

感謝状写真

社会性・公共性を勘案して、認可法人や社会福祉法人に対し、適切な寄付などの社会支援活動を行っています。
災害時など復興支援として寄付活動を行っています。
認定NPO法人に対して、難民支援活動に参加し寄付活動を行っています。

地域とのつながり

リードディフューザー宣材写真

狭山市からのご依頼により、「高級煎茶」と「ほうじ茶」2種類の狭山茶の香りを開発しました。リードディフューザーにご使用いただき、市役所にて来庁されるみなさんを癒しの香りでもてなしています。

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「観光・産業」ページ、狭山茶のブランド化として紹介されています。